Lipton28 blog

欲求不明です。

外れても、踏みとどまっても人の道

生きるために必要な人っているから。

 

カーネーションの話ですわ。

 

「隠しきれない恋」

 

人の道に外れることをしちゃぁいけん。

しかしな、外れるためにもあるんや。

苦しんで、あがいて、悩んだらええ。

命は燃やすためにあるんや。

 

不倫がいけんのは、今も昔もいっしょ。

非難ごうごう。

責められて当たり前。

責めて当たり前。

そんでも、そんでも。

命かけて、生きるために、息するために恋をした。

生きるために必要な人。

 

でもな、やっぱりそんなんはうまくいくわけがない。

歯車がずれていく。

外れてた道やし。

 

「うちなにをまちがえたん…」

 

命を燃やした恋の終わり。

 

周防さん。

良かったなぁ。

 

 

 

クッキングと人生相談

若い人の悩みに、ビックイシューの販売員が答えるもの。

そこに枝元なほみさんがレシピを添える。

なかなか洒落が効いている。

 

誕生日を祝ったり、祝われたりする意味が分かりません。

そんな僕は変わってますか?という質問。

 

まさに同じです。

なんどそう思ったことか。

 

 

さて、答えは。

 

様々な経験を経て、ビックイシューの販売員になったのが1年とちょい前。

その直前には生きるのが嫌だと思ったことさえある。

「今は違う。クリスマス、誕生日、お正月…と路上に立つ僕に、

 お客さんは口々に「おめでとう」と声をかけてくださったんです。

 そんな温かい心に触れて、また次の1年を頑張ろうという気持ちになれた。

 

 最近、お誕生日祝いというのは「出会い」に対してのお祝いだと

 僕は感じています。

 生まれてから今までの、家族や仲間たちとの出会いの意味を考えてみるんです。

 そしたら次の1年に思いを馳せられる。

 1年に1回って、そういうことを考えるのにちょうどいい気がしています。」

 

そして、そこに添えられたレシピは

「めで鯛お刺身のネギマリネ」

「めでたさやお祝いすることの意味なんて考えなくていいんじゃない?

 ただ生まれてきてくれて、生きていてくれて、それがめでたい、

 それがお祝いっていうことでしょ?

 私、毎日をそんな風に生きていきたいなぁ。」

 

自分にかけられた言葉だと思って、大事にします。

エンパシー 自分の靴を知る

たぶん小さい頃から「他人に迷惑をかけてはいけない」と教わる。

他人に迷惑をかけることは悪いことなのだと。

 

そうして、迷惑な人を「ちゃんと教育されなかった人」と言う。

 

回りまわって、それが自分たちの首を真綿のように締め上げる。

ヤングケアラーとか、子どもの自己肯定感の低さとか。

 

人は他人に迷惑をかけるものなのだ。

産まれた時から、

おしめを替えてもらい、

ミルクを飲ませてもらい、

沐浴させてもらい・・・何から何まで他人任せだ。

年を取ったら取ったで、同じだ。

 

迷惑をかけたなと思ったら、ありがとうと言い

困っている人がいれば助け合えばいい。

ありがとうと言われれば、自分が役に立っていると思える。

 

本当にそう思う。こころからそう思う。

 

では実際に自分が迷惑をかけられたら。

そこでエンパシーだ。

受け入れなくていい。

受け止めるだけ。

たとえ理解ができなくても、事情を聴くことはできる。

相手の立場に立って、相手の考えを聞く。

他者の靴を履くのだ。

 

難しいね。

とっても難しい。

他者の靴を履くためには、いったん自分の靴を脱がなければならない。

できるのか?

そしてまた、自分の靴を探せるのか?

きっと自分の靴は大量生産の似たような靴だろう。

だけど、自分の靴を探さなければならない。

 

自分を知る。

そして

他者を知る。

 

難しいけど、身につけたい技術だ。

疑惑の判定

冬季オリンピックというのが放送されている。

この大会は、なんといっても「疑惑の判定」だ。

たいして興味のない自分でさえ、こんなにも目にするのだから

全力で応援している人たちにはさぞがっかりだろう。

選手にしたらたまったもんじゃないだろう。

 

オリンピックとはこうゆうものなのだ。

 

だから札幌の市民よ。

オリンピックなんていらない。

 

やるべきことはオリンピック誘致ではない。

 

 

 

10歳の少女の絶望

自分のふがいなさに腹が立って他人にあたってしまう。

10歳のひなたは、なんで自分は何をやっても続かないのだろうと

自分が嫌いになりそうで悲しい。

 

10歳には10歳の絶望がある。

 

るいは言う。

「わかるよ。お母ちゃんも昔子どもやったから。」

そうだね。

忘れがちやけど、誰でもみんな子どもやったんや。

「心配せんでええ。」

「今は真っ暗闇に思えるかもかもしれんけど

 いつかきっと光がさしてくる。

 ひなたの人生が輝く時が来る。」

 

こんな素敵な言葉かけてくれるお母ちゃん、いる?

 

お父ちゃんもすてきだ。

素直にごめんなさいを言えた娘に

「くるしゅうない、ちこうよれ。」

「ちこう」

 

すてきなお父ちゃんだ。

 

自分の子どものころを思い出す。

まんまやん。

朝から晩まで、テレビ見てご飯食べて遊んで…の繰り返し。

あったかい家庭で育ててくれてありがとう。