Lipton28 blog

欲求不明です。

ガブリエル・バンサン

『あの夏』

 大きなくまのアーネストおじさんとちいさなセレスティーヌの物語。

 二人にとって大切なガズーが亡くなってしまう。

 哀しくて苦しくて切ない。

 それでもすこしづつ、すこしづつ思い出にしていく。

 

『パブーリとフェデリコ』

 1.森にいく  

  誰にも心を開かない少年が、森で暮らす老人のもとへ行く

  すこしづつ心を開く、話す、笑う。

 2.海辺で 

  森でたった一人で生きてきた老人だけど

  離れないで、遠くに行かないで、心配だから。

 3.でっかい木

  わずかなもので生きること。

  わずかなものしかもたなくても

  たっぷり生きること

  死に向かう老人と。居場所のない少年。

  通い合うこころ。

 

ガブリエル・バンサン  ベルギーの絵本作家 1928-2000

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